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狭いガラスケースの中で生かされている。 君たちは何を思う。 そして僕は、何を、思おう。 「アクアリウム」が僕の趣味です。 ガラスケースに土を敷いて、水を張り、流木を置き、石を据え、水草を植えて、魚を泳がせる。 それは美しく、同時に、とても傲慢な世界です。 アクアリウムを辞めることはもうできない体質になってしまったけれど、時々、辛くなることがあります。 そんなときは、この虚ろな魚の眼の奥に、掴むことのできない意味を求めます。 でも、もちろん、彼の眼は何も語りかけてはきません。 僕が、自分の心情を投影して、具合よく憶測する意外ありません。 あるいは、僕は大袈裟なだけかもしれません。そう言う人もいます。 ショップに並んだ時点で、魚達はまな板の上。とか。 精一杯飼育したのなら、最善を尽くしたことになる。とか。 そもそも、そんなこと言っていたら、アクアリウムなんてできない。とか。 じゃあ辞めればいいじゃないか。とか。 でもね、辞められないんです。 だから、もう少し葛藤することになりそうです。 純粋にアクアリウムを楽しんでいらっしゃる方には、うっとうしいな、と思われるかもしれません。 楽しいはずのホビーのアンビバレンスな陰部だけ取り出して、勝手に苦しんでいる未熟な僕です。 本当は、こういうことは「敢えて語らない」というのが、鉄則なのでしょう。基本的に、「語ってもしょうがないこと」だからです。議論しだすと、水掛け論になって収拾がつかなくなります。 皆さん、こういった問題は自分の中で噛み砕いて、胸のうちにそっと留めているのだろうな。 けれど、それは僕には容易じゃないんです。難儀です。 アクアリウムブログ、「アクアぴーぷる」は、少し、一人歩きしています。 臆病になっているんですね。 更新は続けます。熱意は少しも衰えていません。 と、写真ブログでこっそりおしゃべりしてしまいました。 失礼。
by water-factory
| 2007-01-27 04:04
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